それぞれのマイタイム

里美さん プロモータータイプ

里美さんの物語

里美さんは2人のお子さんの手が離れたばかりのパート職員。里美さんのお母様は現在、85歳で介護施設に入所しています。里美さんは週に2回、施設に面会いに行き、お母様の昔話を聞く時間が何よりも楽しみです。お父様とのなれそめ、新婚の頃のエピソード、里美さんが生まれた日のこと、姑の介護の苦労話、お父様の闘病生活、お父様との永遠の別れ・・・・。思い出話は尽きません。
お父様が撮り溜めた家族写真もたくさんあります。
いつしか、里美さんはお母様の半生を「自分史」として一冊の本にまとめようと思うようになりました。
パソコンはほとんど触ったことがない里美さんでしたが、「自分史作成」をパソコンの文字入力から、写真編集、ワードやパワーポイントの使い方まで学べて、印刷や製本までやってくれるサロンがあると知り、通い始めることにしました。
通い始めて半年、パソコンの文字入力が苦手だった里美さんでしたが、今ではブラインドタッチもお手のものです。Word年表に文字入力するのが楽しくなってきたようです。一方で「自分史ノート」に載っていた写真選びのポイントを参考に、「写真整理」も始めています。これがなかなか時間のかかる作業なのですが、サロンで同じ時間に自分史作成に取りかかる仲間もできたので、励まし合って進めています。
お母様の自分史が完成したら、次は里美さん自身の「自分史」を作成しようと里美さんの瞳はキラキラと輝いています。